いける本・いけない本21号をようやくゲットした。

発行されているのは聞いていたが、どの書店にもなくて今回も入手に苦労した。

中央線西国分寺隆文堂でみつけて、もらった。もう2冊しかなかった。

いける本大賞

(1)佐々木涼子「紙つなげ!彼らが本の紙を作っている-再生・日本製紙石巻工場」

(2)栗原康「大杉栄伝-永遠のアナキズム」

(1)の著者は、ノンフィクションでいい作品を出している。

日本製紙工場は、十条製紙石巻工場だったが合併して日本製紙となった、石巻で最大の工場である。

太平洋から石巻を望むと、右側に北上川、左側に日本製紙石巻工場。その間に南浜町という地区があり、奥に門脇小学校がある。

門脇小学校の後ろが標高50メートルの日和山。

津波は、日和山まで一気に押し寄せた。

震災当日のマスコミ報道では、石巻の被害状況が一番遅れたような気がする。

事故、天災で被害レポートが遅い地区があれば、実は、・・そこが一番被害が大きいところなのだ。

 

出版用の用紙がここで生産されているとは知らなかった。

燃えて黒こげのまま残っている門脇小学校からも近い。

門脇小学校をこのまま残す意見も多いと聞く。広島原爆ドームに比肩する遺産だと

本の中で、震災後の夜盗の群れ云々の描写があるらしい。