風の声 第20号 72時間という番組

NHKの72時間という番組が面白い。週末に放映されるので、たまにしか見られないが、

ディープな世界を72時間撮るのだが、いろんな「ディープの世界」と「市井の人達の人生」が垣間見えて飽きない。二丁目の食堂、企業町の飲み屋街と、昭和の匂いたっぷりの映像だ。

7月17日金曜日は、東京鶯谷のダンスホール。

年配の人達が何故あれだけのめり込んでいくのか、全然わからなかったが、この映像をみて、ちょっとわかったか。

お金のあるなしにかかわらず、ヒトが欲しい時間は、「恍惚感」。

人はパンのみでいきるにあらず。

 

ネアンデルタール人とホモサピエンス。

一方は絶滅し、一方は地球で爆発的に増えた。

この違いは、「言葉」だ。コミュニケーションを深める道具としての言葉の誕生が、ホモサピエンスを地球上で一番繁栄させた理由だ。大脳新皮質の巨大化と奇跡。