調理師書店新聞 第15号 公衆衛生学「死亡原因」の三位

公衆性衛生学では、日本人の死亡原因の問題がよくでる。

死亡原因の一位は、「がん」(悪性新生物)。年間38万人くらい。圧倒的に多い。

毎年増えている。1990年には20万人くらいだったが、2103年では、40万人に届こうという増え方だ。

二位は「心疾患」、これは、20万人くらいがなくなる。

三位が拮抗しているが、現在では「肺炎」だ。

10万人を超える死亡者だ。

四位の「脳血管疾患」(脳梗塞)より、肺炎が上位なのだ。

若い時はかかりずらいが、高齢者になると免疫力が低下して、細菌が肺にはいり、肺炎になりやすい。

肺炎で死亡する人の内65歳以上が97%を占めるから、高齢者にとっては怖い病気だ。

 

肺炎が、第三位というのは覚えておいて欲しい。